今日はなぜ僕がブログを始めたのかについてお話しします。
僕がブログを開設した主な目的は以下のふたつです。
- 事業継承に興味がある人たちが集まるコミュニティを作ること
- 未来のバレエ教室の生徒さんに僕の考えを知ってもらうこと
ひとつ目に関しては、まずは関心を持ってもらわないとはじまりませんから、僕の体験をみなさんに 伝えることからはじめようと思いました。僕は話すことよりも一度考えをまとめて文章にする方が得意なので、ブログは最適です。
もうひとつは将来事業を引き継ぐときに、先生や生徒さんがブログで僕の考えを知っていれば、よくわからない人が運営する教室よりも安心してもらえると考えたからです。広く発信することで教室以外にもコミュニティができていれば、より信頼してもらえるのではないでしょうか。
とは言え僕はあくまで裏方で、教室の顔になるのは妻だよ。
一方で、ブログという媒体自体があまりに多くの人に使われているため、本当に届けたい人に届けられない、見つけてもらえないというリスクもあります。
これについては、いまブログの一大転換点が来ているというのが、僕の見立てです。
AIの発達で、ブログに大氷河期時代が訪れる
映像の仕事をしていて、昨年あたりからのAIが実務で使えるレベルまで発達してきていると感じます。すでに音楽制作、イメージボードの作成、台本の構成などはAIを活用しています。
ブログもAIの発達で作成が容易になり、誰もが手軽に配信できるようになります。 まずはこちらをご覧ください。
こちら、Webデザイン、Canva、マーケティング、SNS、AI等の最新トレンド情報を発信しているmikimikiさんの動画です。
いかがでしょう?「これなら自分でもできそう。」そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?そう感じられたのはあなただけではありません。AIを使って誰でも簡単にブログを作成して収益を得られるのであれば、みんな簡単に飛びつくはずです。
AIはいまだにニュースのような速報性+正確性の要求されるものは不得手ですが、それ以外のおすすめ系やハウツー系といったジャンルはAIで代替が可能です。そこで要求されるのは書く力ではなく、AIに文章を書かせる、「入力する力」です。
だれもが作れる、ブログの民主化が訪れた後は、必ずインフレによる価格下落が訪れます。現に小学生のなりたい職業No.1になったユーチューバーは、今やGoogleが提供できる広告収益に対して参入者が多すぎるため、一人当たりの収益が激減し、廃業に追い込まれるケースも出てきています。
https://www.sankei.com/article/20230203-RIMEZ7BL6VBQVLHIBW5PYYYX3U/
↑2023/2/3 産経新聞より
そして誰でも簡単にブログを作れるようになった時代の読者は気がつくはずです。
これ、自分でAIで調べれば良いよね?
回答はAIが持っているが、回答に至るプロセスは可視化されない
ブログを始める際に、ブログには「特化ブログ」と「雑記ブログ」の2種類があることを知りました。
特化ブログは、例えば「ブログの作り方」「おすすめ家電」など、ひとつのジャンルに特化したもので、雑記ブログは特にテーマを設定せず、日々の出来事をまとめたものです。
これからの時代、すべてとは言いませんが、特化ブログの多くはAIにとってかわられます。多くのブロガーさんはブログの収益化を目的にされているので、稼ぎやすい特化ブログに氷河期が訪れると、ブログ離れが一気に進む可能性があります。
一方で、パーソナルな体験を紹介する雑記ブログはAIが代替しにくいジャンルです。
そこで僕の出した結論はこうです。
特化ブログの専門性 + 雑記ブログの日常性
ただ漫然と日々の出来事を伝えるのではなく、高齢化社会でこれから多くの人に訪れる「事業の引き継ぎ」というテーマを軸に、僕の日々の取り組みを紹介すれば、なにか読者のヒントになって興味を持ってもらえるのではないか。そう思ってブログをはじめました。
まとめ
僕の場合、事業承継のプロではありませんし、ひとりひとり環境も異なりますから、自分の出した答えが読んでいる方の正解になるとは限りません。そこには明確な答えはないのです。
それでも、僕がどんな問題に直面し、何を悩み、数ある選択肢の中からどういった理由でひとつの道を選んだのか。そう言ったストーリーの積み重ねが、誰かのヒントになるのではないかと思っています。
一方でYoutubeなど、ほかの発信方法はどうなのか。こちらについては次回にします。
最後までお読みいただき、有難うございます!
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