ライムライトのアロマセラピー活用術

ライムライトの仕事部屋
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アロマセラピーは、アロマオイルの自然な香りを利用して心身のバランスを整える療法です。

なんとなく女性に人気のリラックス・癒し系のトピックというイメージがありますが、我が家のアロマセラピストは僕です。はじめは妻が妊娠中に皮膚炎を起こして、夜も眠れないくらいの痒みに襲われたことがあって、妊娠中ということもありステロイドを使用しない治療方法を探していたときに出会ったのがアロマセラピーでした。

アロマセラピーで痛みとかゆみは治せる (ビタミン文庫)
アロマセラピーで痛みとかゆみは治せる (ビタミン文庫)


アロマディフューザーなどで空中に散布するのではなく、アロマオイルをワセリンやホホバオイルなどに少量混ぜて直接肌に塗布するという使い方です。出産後は息子にもアトピー性皮膚炎の症状が出ていたので、しばらくは息子にもアロマオイルの塗布を続けていました。

妊婦や幼児への使用は特に注意が必要なので、もちろん事前にパッチテストをして、医師にも相談をした上で行っていたよ。

その結果、効き目があったかと言われると正直、分かりません

妻も息子も、皮膚炎は次第におさまってきたのですが、これはアロマセラピーで治ったのではなく、ただ時間経過とともに自然治癒しただけの可能性もあります。

アロマセラピーを含む自然療法と呼ばれるものは効果に個人差が大きく、効き目も処方箋と比べて弱い(あるいは即効性がない)ものが多いので、結局は自己責任で使用するべきだと思います。

それでも、この経験を通じてアロマセラピーにはかなり詳しくなりましたし、治療とは別の目的で色々な使い方ができることを知ったので、今日は僕のお勧めアロマ活用術をご紹介します。

スッキリ系とリラックス系の使い分け

ここからは、アロマセラピーの「香り」の活用法をご紹介します。

まず、アロマセラピーにはリラックス系スッキリ系のふたつの種類があります。

リラックス系は心を落ち着かせ、ストレスや不安を軽減する効果があります。ですから寝室浴室などにアロマディフューザーを置いて、睡眠を促したり、疲れを癒したりする使い方がおすすめです。

リラックス系のアロマはラベンダーなどの花から抽出した「フローラル系」と、オレンジなどの柑橘類から抽出した「柑橘系」に多く含まれます。

スッキリ系は気分をリフレッシュさせて、集中力を高める効果があります。ローズマリーなどの「ハーブ系」とユーカリなどの「ウッド系」にスッキリ系のアロマが多いです。仕事部屋や勉強部屋に置いたり、玄関に置くのがオススメです。

特に玄関は住人のやる気アップの他に、来客時の印象アップにも使えると思う。リラックス系は甘い香りがするので人によっては嫌がる人もいるけど、スッキリ系の匂いは清潔な感じがするし、アロマによっては虫除け効果もあったりする。

アロマディフューザー作成方法

ネットで検索すれば色々なサイトでアロマディフューザーの作り方がのっているので、僕のブログでは一番ベーシックな方法を一つだけご紹介します。アロマ水溶液が入ったガラスボトルにリードスティックと言われる棒を差して、空間を香らせる方法です。

用意するもの

僕の場合は、玄関にスッキリ系をひとつ、寝室にリラックス系をひとつ置いています。ですから、上記の分量は6畳程度の広さまでの想定です。計量カップで無水エタノールを100mlいれた後に、アロマオイルを1滴ずつ垂らしていきます。もちろん、ひとつの香りだけで楽しんでも構いませんが、ここにどんな香りを組み合わせていくのかが、腕のみせどころです。
そして最後に、アロマ水溶液を揮発しにくくするグリセリンを数滴垂らせば完成です。リードスティックは最初は少なめに入れて、香りの強さを調整してください。いれすぎるとすぐに揮発してアロマ水溶液がなくなってしまいます。

ちなみに僕が使っているアロマオイルはこちら。高品質でコスパが高い。


ライムライトのおすすめ配合術

100mlの無水エタノールに対してアロマオイル200滴

まずはこれが基本です。そして僕のおすすめ配合方法は3つの香りなら最初に60滴ずつ均等に入れて香りをかぎ(この時点で180滴)、残り20滴を好みに合わせて調整する方法です。

参考までに、僕のオリジナルの配合を紹介します。

青がスッキリ系赤がリラックス系黄が両方の効果があるアロマオイルだよ。

リラックス系
  • ティートリー(70滴)
  • ラベンダー(70滴)
  • オレンジスイート(60滴)

寝室では入眠時にリラックスし、朝はスッキリ目覚めたいですよね。加えて妻も息子も敏感肌です。ティートリーはウッド系の匂いで殺菌作用があります。ラベンダーはリラックス効果に加えてかゆみを抑える効果があり、ティートリー+ラベンダーがアトピー性皮膚炎対策の基本配合です。そこにスッキリ効果とリラックス効果の両方がある柑橘系のオレンジスイートを入れて、睡眠と朝の目覚めの質を高めています。

スッキリ系
  • レモングラス(80滴)
  • ユーカリ(60滴)
  • ローズマリー(60滴)

レモングラスは柑橘系レモンと似た香りを放つハーブ系のアロマです。他のユーカリ、ローズマリーが刺激が強い匂いをしているので、レモングラスを多めに配合しています。虫除け効果があるので玄関にぴったりです。ユーカリはウッド系で強い殺菌作用があります。我が家の玄関は靴箱が横にあるので、こちらの消臭・殺菌効果も狙っています。ローズマリーもユーカリと似た作用がありますが、こちらはハーブ系で、清涼感のある香りです。

まとめ

最初から数種類のアロマオイルがブレンドされているものも売っていますが、香りの好みは千差万別、おまけにネット通販では実際に嗅ぐこともできないので、アロマ初心者こそ、ご自分で配合するのがオススメです。料理好きの人がカレーのスパイスに色々とこだわるように、アロマセラピーも色々とご自分で試して、ぜひ楽しんでみてください。

最後に、はじめにも書きましたが、アロマセラピーの効果は個人差があり、とくに肌に直接塗布する場合は事前にパッチテストを行い、肌に合うか確認してから自己責任で使用してください。

 


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