皆さん、仮想通貨って聞いたことがありますか？ビットコインとか、イーサリアムとか、ご存知でしょうか？
数年前に仮想通貨ブームっていうのがあって、この価値がものすごく上がって話題になったので、その時に仮想通貨の存在を知った人もいるかもしれません。じつは今、その仮想通貨がまた値上がりしています。
どれくらい上がっているかと言うと、僕はここ２年間、毎月ビットコインを定額で積み立てていて、その積み立てた額に対して、ほぼ倍くらいの額になっています。
とは言え、僕はブログでお金稼ぎの方法（How）をお伝えしたいのではなく、そう言う能力も持ち合わせていません。ここは僕が仮想通貨に対して何（what）を思っているかをお伝えする場所なので、何かの参考にしていただければ満足です。
本当は仮想通貨と同じシステムを使ったNFT（エヌ・エフ・ティー）というものとバレエの可能性についてお話ししたいのですが、その前に今日は仮想通貨とは何かというお話しをしようと思います。
すでに仮想通貨が何かご存知の方、こう言った話に興味のない方は今日のブログは読み飛ばしていただいて大丈夫です。
仮想通貨とはデジタルの世界に存在するお金である
仮想通貨とは、デジタルで存在するお金のことです。紙幣や貨幣のような実物はなくて、インターネット上だけで取引されるお金です。
仮想通貨は中央銀行や政府などの中央機関によって発行されるのではなく、分散型台帳技術（ブロックチェーン）と呼ばれる技術を基盤としていて、ネット上で世界中の人が分散して管理しています。
ブロックチェーン？なんか難しい言葉が出てきてもうイヤだな。
ご安心ください。ここでは仮想通貨は政府や銀行が発行するのではなくて、ネット上でみんなで管理する仕組みだとだけ理解しておいてください。お金を発行する中央機関があれば、泥棒はそこに入ってお金を盗めますが、仮想通貨はネット上にバラバラに散らばっているので、お金が盗みにくいという特徴があります。
とはいえ、僕たちが日本円を仮想通貨にしたり、仮想通貨を日本円にしたりするにはネット上の取引所を経由する必要があって、この取引所が盗みにあったりしたことはあるよ。
銀行を中継しないでお金のやり取りができるので、取引所から仮想通貨を送金するのは海外でも一瞬、仮想通貨を経由すれば外貨の交換にかかる手数料もものすごく安いです。
もし送金するのに1週間かかっていたら、仮想通貨は価値の変動が激しいので送った時と
受け取った時で価格がぜんぜん変わってしまうこともあると思う。
ビットコインについて
仮想通貨の中で一番有名なのが2009年に登場したビットコインです。
仮想通貨の黎明期に登場して、今もっとも普及している通貨です。この通貨の特徴は発行枚数が限られていること。通常の通貨のように、中央銀行がお金をどんどん刷れる状況ではなく、2100万枚刷ったら終了となります。僕はこのビットコインを毎月購入しています。仮想通貨でもっとも普及しているビットコインを積み立てるのは、浮き沈みはあっても、将来的に価値が上がっていくと僕が考えているからです。
僕がビットコインを買う目的
先ほど述べたように、仮想通貨は価値の上がり下がりが激しいです。一番価値が低いときに買って一番価値が高いときに売れば儲かりますが、価値の上がり下がりで毎日一気一憂するのは精神衛生上よくありませんよね。
なので雨の日も晴れの日も、毎月決まったお金を入れておけばそう言ったことに気を取られることはありません。あとは将来的にビットコインの価値が上がっているかどうかを信じられるかどうかです。
その根拠のひとつは先述したとおり、ビットコインは発行枚数が限られているので、全てのビットコインが発行されたあとは、どんなにビットコインが欲しくても、すでにビットコインを持っている人からしか購入することができなくなるからです。そうなるとビットコインには希少価値が生まれます。
ちなみに、ビットコインは来年からビットコインを発行することで得られる報酬を半額にする、半減期というものに突入するよ。つまり、「ぼちぼちビットコインを刷るのをやめよう。」という期間に入る。
ただ、僕がビットコインを買う目的は、価格の上昇を見込んで利鞘を得ることではありません。（もちろんそれがゼロとは言わないけど）1番の理由はビットコインが仮想通貨の「金」と呼ばれていることです。
「金」の特徴は、有限であること、保有価値が高いこと、そして不確実性への避難所という側面があることです。不確実性への避難所とは、たとえばアメリカでリーマンショックがあった時、ドルの価値が暴落しました。そのような緊急事態を迎えた時、金は安定した価値を保ち続ける傾向があります。
緊急事態では、価格が安定している金をみんな買いたがるので、金の価値は相対的に上がる。逆に言うと、景気の良い時は金の価値は下がる。
有限で、中央機関をもたず、世界中の人々により管理されているビットコインは、そのような緊急事態が訪れたときに、金と同じように価値を発揮してくれると言われています。
「ここ数十年で首都圏を襲う大地震がある」とか、「南海トラフで起こった地震の影響で、富士山が爆発する」とか、一昔前は噂話と一笑に付していた事柄を、学者たちが真剣に議論するようになりました。
そのような不確実な世の中にあって、円だけを保有していることはかなり危険なことだと思います。現にコロナ以前は110円程度だったドル円為替は今や140円を越すくらいまでその価値を下げています。
僕は個人を襲う緊急事態には現金が、日本を襲うような緊急事態にはドルが、世界を襲うような緊急事態には仮想通貨が役に立つと考えています。それが僕がビットコインを保有する理由です。
それに金よりも仮想通貨の方が持ち運ばなくて良いし、換金もラク。
まとめ
さて、なんとなく仮想通貨のことが理解いただけましたでしょうか？
結論としては、最近よく言われている「おカネは分散して持ちましょう。」という退屈な結論になりましたが、家族を守るために、大切な知識だと思います。
仮想通貨に興味を持たれた方は、いろんなところに情報が転がっているので、ご自分で調べてみて下さい。
自分で調べられるくらいのリテラシーがないと、仮想通貨の購入はお勧めできません。
繰り返しになりますが、今日の記事は仮想通貨の購入を勧めるものではなく、僕の考えを共有したものです。最終的に仮想通貨を購入するかどうかはご自身の判断で行って下さい。
普段このブログで扱う内容とは毛色が違ったので、どのくらいみなさんに興味をもたれるのか分かりません。もし良かったら、SNSやコメント欄で感想を教えてください。
最後までお読みいただき、有難うございます！
ブログは毎週火曜・金曜日、音声配信の「ライムライトのつぶやき」は
水曜・土曜日の朝7時に更新しています。
Xをフォロー、もしくはfacebookで「いいね」を押して頂けると、
ブログを更新したタイミングでX（旧Twitter）からお知らせします。
皆さんからのご意見・ご感想もお待ちしています。
コメント